私のオークション出品商品に興味をいただき有難うございます。

金属製Ｎゲージのイメージを聞かれたら
エンドウの近鉄や京阪、201系900番台、Tomixのキハ30系 
といった車両が思い浮かぶのではないでしょうか？これらの製品は
・TomixやKATOでは取り扱わないマイナーな車種、
・とにかく高い、
・出来が悪い（TomixやKATOに比べて）
・走りも悪い
・大ざっぱ
というイメージだったのではないかと思います。
同じ時代のHOゲージでもカツミ、エンドウ製品は
KATO、TomixのＮゲージと比べると大ざっぱであったと感じます。
しかし、同じ金属製鉄道模型でも天賞堂と聞けば
・とにかく高い、高級品
・出来が良い
・安定した走り
・繊細かつ頑丈
・金があればほしい
・いつかは天賞堂
というイメージであり、『高い』という言葉以外は誉め言葉になります。
こういう先入観を持って、天賞堂のＨＯゲージ購入に至ったわけですが、
期待は裏切られることは無く、初めて走り出したC57を何度も往復させて眺めていたことは忘れられません。
しかし、大変残念な事にＨＯゲージを周回運転させるということは、スペース的にハードルが高く、難しい事になります。
従って、殆どは長さ3m程度を往復運転となるわけです。

そんな時に知ったのが 『天賞堂 ナインスケール C59 127号機 』になります。
この天賞堂 ナインスケールですが、ＨＯゲージでの感動を詰め込んだモデルになります。それでは、どの辺が感動なのか見ていきましょう。
まず、箱ですが、これはＨＯゲージのそれと全く同じデザインの縮小版です。
このデザインは今から40年以上前の外国型モデルを製作していた時代から続く伝統のデザインになります。
時代によってデザインをころころ換えるのは庶民的な一般品にはよくあることですが、模型は一般品ではないので高級品とは何か？ブランドとは何か？を良く心得ているということになります。次に梱包方法ですが、機関車本体が上段に来て炭水車と付属品は下段。
車両は和紙にくるまれた上にビニール梱包。
こちらも40年以上続く伝統の収納方法です。そして説明書ですが、こちらはＨＯゲージ同様に3つ折りでかつ箱の大きさより少し小さいサイズになり、ＨＯゲージの縮小版になります。つまり、天賞堂の模型を購入したら体験する箱を開ける儀式をちゃんと体験できるんです。出しにくいだろと言うのは、天賞堂を何台も所有しているからこそ思うぜいたくな悩みだと思います。
こう発言した方も最初の模型は箱から出し入れして、この瞬間が天賞堂の模型だと喜びを感じていたと思います。
定価で13万円を超える車両なので、箱から取り出す事さえも手間ではなく喜びとなると考えます。
なお、真鍮製品以外のモデルは簡略化された方法になり、しっかりと区別されています。
次に車体ですが、高級感ある深みのかかった黒に金色に輝く空気感が良いアクセントになり、より一層の高級感を感じます。
車体はＮゲージなので小さいですが、存在感があります。
なにより、1両毎に職人により装飾された細かなパーツは見る者を圧巻します。
ＨＯサイズならそこまで細かいパーツではない箇所もＮだとかなり細かいパーツになり、線が細く繊細になます。
一体成型のプラなら簡単に再現可能ですが、やはり近くで見るとプラの弱々しい質感は隠したいところだと思います。
このモデルのそこは真鍮線になりますので圧倒的な魅せるポイントになります。
最後に走りですが、超スローがきいた走りになります。
これは模型に目線を合わせて、ロット類が動作する様子をしっかりと観賞できることを考えて作られています。昨今レンタルレイアウトがサーキット化しており、悪ふざけでシングルアームパンタをウィングに見立てて暴走するような方もいますが、
そういう方には先ず縁のない車両になりますので、最高速でもスケール速度程度しか出ません。
そして、ここが重要なのですが、プラ製品しか知らないと解らない事。
それは、車体が金属製なので、車体が集電部分に触れるとショートする。
つまり、出来が悪いとまともに走らない・・・・。
走りを楽しむＮゲージでまともに走らないのはコンセプトに反する不良品と考えます。
天賞堂の車両はとにかく安心して走らせることができます。
それは、鉄道模型の基本中の基本です。レールが汚れているといったメンテ不足による走行不良は論外ですが、
まともに走らない『高級』な製品は多数存在します。
本品は韓国製になりますが、一般的な韓国製品と天賞堂の韓国製品は同列には語れません。
何故か、天賞堂の工房文化を韓国に持ち込んで製造しているからです。
要するに考え方が日本の職人文化の考え方ですと修行方法も同じになりますので、
おのずと製品にも反映され、結果としてブランドイメージが保たれます。
最後に真鍮製のＨＯスケール蒸機は現在40万円台後半のプライスです。
製造も韓国に切り替わりましたがそれでも天賞堂レベルの製造技術を求めると、
人不足なのでしょう。
一度でも真鍮キットを触った頃がある人間ならその難しさが理解できると思います。
ましてＨＯより繊細なＮゲージ、余計手間がかかります。
そういう意味では、『天賞堂 ナインスケール』はもう新製品が出てこないと思います。

材料代が1/4でも圧倒的技術力と工作力が必要となりますので、ＨＯスケール同等の値段では出せないのではないかと感じます。長々説明しましたが、量産品とは異なりそういうとんでもない製品になります。
お手元に1両如何でしょうか？
定価は13万7千円のになります。本品は試走程度になります。



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 （特に発送後にこの部品がという事が生じても当方が確認できません。）
2、記憶違いがある場合もありますが、現物優先とさせていただきます。
3、完全自己責任で入札をお願いいたします。
4、当方への瑕疵担保責任は求めることはできません。
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6、梱包資材はリサイクル品になります。